成長期、特に10歳~16歳くらいのお子さんにプロテインの摂取はあまり必要ないと思います。
なぜなら、プロテインだけでは身体は大きくはなりませんし、筋肉がつくわけでもないからです。
プロテインというのは、簡単にいうとタンパク質の粉末です。
普通の食事バランスでは間に合わない場合に使います。
たとえば、ボディービルダーのような筋肉量が極端に多い人のケースです。彼らはその筋肉を維持するだけで相当な量のタンパク質が必要になります。
それを食事だけで摂取すると、脂肪分まで摂りすぎてしまいます。純粋なタンパク質が必要というわけです。
10歳~16歳くらいのお子さんの身体を大きくする点では、食事のバランスの方が重要です。
筋肉量に見合わないタンパク質を摂取しても、使われずに排出されるだけです。
使いきれないタンパク質があまりに多くなりすぎると、腎臓に負担がかかるとも言われていますのでご注意ください。